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阪神・金本監督も絶賛する大山“不動のメンタル” CSの大舞台でも動じず

 シーズン終盤から主軸を担った阪神のドラフト1位ルーキー、大山悠輔内野手(22)。クライマックスシリーズ(CS)の大舞台でも動じるところがなかった。

 初のCS出場だが、17日までの3試合にいずれも「5番・一塁」で先発。第1戦では8回に中前に初安打を放ち、第2戦では1本塁打を含む4安打3打点と気を吐いた。最後の試合となった第3試合でも、チーム唯一の得点を生んだ。金本監督は「感じがよくなってきたし、速い球にも強い。対応力がある」と目を細める。

 今春のキャンプは1軍に帯同したが、開幕は2軍。6月18日に初昇格したが、当初は守備面の不安を露呈する場面が続出した。ドラ1への期待を込めて本職の三塁以外に一塁、外野でも場数をこなした。某セ主力選手の1人は「新人だと慣れない守備で調子を崩すパターンが多いが、彼の場合は守備で自分のリズムを作り、同時に打撃も調子を上げている」と警戒を強める。

 球団フロントは「最初の30試合くらいは(守備で)ポロッとすることがあったが、だいぶ安定してきた」と成長を認め、レギュラーシーズンとは違う緊張感の漂うCSの舞台でも「若い人はこういう場所で一気に伸びることがある。彼にもその可能性がある」と目を細める。

 メンタル面での強さも垣間見える。金本監督は「(大山は)目の前のことに必死で、(重圧を)感じていないんじゃないかな。俺もそういうタイプだったけど、“鈍感”なんじゃないかな」と分析する。

 守備とメンタルの安定感がパワフルな打撃につながっているようだ。(山戸英州)

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