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【佐藤剛平 基本は忘れろ!!】アプローチの距離感を合わせるコツ グリーンの傾斜を確実に把握

 【今週の質問】アプローチの距離感を合わせることができないのが悩みです。何かコツがあったら教えてください。

 アプローチの状況は千差万別。一度として同じ場面はない。それでもアプローチが得意な人は高い確率で寄せてくる。

 アプローチショット自体の技術の問題はもちろんだが、距離、傾斜、ライ、天候や風は毎回違う。これをすべて勘案するのは簡単ではない。

 しかし、どうしてもアプローチを打つ前に1つ大事にしてほしいことがある。それは、グリーンの傾斜。具体的にいえば、受けているのか、それとも逆に奥に向かって下っているのか、ということを確実に把握することだ。

 当たり前のことというかもしれないが、実際には、あいまいにしてプレーしている人が多い。パターならラインを読むときに、上りか、下りかラインを確認するだろうが、それでも間違えて大オーバー、大ショートということがある。アプローチでもこれは同じなのだから、しっかりと確認しなければならないし、これを把握していないで打って寄ったとしてもそれは偶然だ。

 少しでも受けていればアプローチは寄せられる。転がる距離が短いので計算が立ちやすくなるからだ。パターも惰性で転がる距離が短いために上りの方が狙いやすい。左右への曲がりも少なくなるのでカップを狙っていけるが、下りは寄せることに専念した方がいい。そのくらいの大きな差があるということである。

 アプローチも奥に向かって下っているなら、もともとピッタリ寄せるのは至難の業。無理にピッタリにいこうとして奥にこぼしてしまうことのないようにしなければならないのだが、それがわからないで寄せにいこうとするから大失敗になったりする。

 アドレスするのが難しいようなアプローチでも、受けていれば寄せられるチャンスがある。たとえグリーンを外したとしてもあきらめてはいけない。

 ■佐藤剛平(さとう・ごうへい) 栃木県芳賀カントリークラブ所属。シニアツアープロ。2012年の「ISPSハンダカップ秋晴れのシニアマスターズ」でシニア初優勝。1955年10月25日生まれ。熊本県出身。関西学院大法学部卒。

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