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日本ハム・大谷、東北で勇姿 メジャー挑戦の明言さけるも「憧れ」

 今オフに米大リーグ挑戦の意思を固めているプロ野球日本ハムの大谷翔平選手(23)が9日、仙台市のKoboパーク宮城で行われた今季最終戦の楽天戦に「3番・指名打者」でフル出場した。生まれ育った東北の地で、メジャー挑戦が実現すれば移籍前最後となる勇姿。4打数無安打だったが、チームは3-1で勝利し「勝てて良かった」と笑顔で振り返った。

 先発メンバーに大谷選手がコールされると大歓声が上がった。メジャー4球団が視察し2万6510人の観衆が見守った。雨天中止の試合が入って実現した東北での最終戦。栗山英樹監督は「最後が東北ということに意味がある」と不思議な巡り合わせを感じていた。

 東北で小学3年から本格的に野球を始め、父の徹さんの指導を受けて成長した。岩手・花巻東高では恩師の佐々木洋監督と出会い、大リーグへの夢を膨らませた。大谷選手はこの日も明言こそ避けたが「憧れみたいなものはある」と語った。

 投打の「二刀流」で球界を席巻し、新たな舞台を目指す。栗山監督は入団からの5年間を振り返り「本当に少しでも彼のためになったらいい。野球人生が終わる時にそうなってくれたらと信じている」と願った。大谷選手は「一日一日、うまくなるためにやっている。一日一日、一打席一打席を頑張りたい」と飽くなき向上心をのぞかせた。

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