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【西本忠成 トラとら虎】CS、阪神打撃のキーマンは切り込み隊長・俊介 (1/2ページ)

 14日から始まるクライマックスシリーズ(CS)で、阪神打線のキーマンは俊介外野手(30)と関係者の多くは見る。球団OBは「1番を打つ彼の出塁に全てがかかっているといっても過言ではない。活躍すれば首脳陣がもくろむ先行逃げ切りの展開に持ち込める」と強調する。

 右打者の俊介は、今季も途中までは左腕攻略用の一員だった。ところが打撃の成長はめざましく、右腕にも対応できることを実証した。9月27日のDeNA戦から「1番・中堅」に定着すると、5日までの6試合で打率・393(28打数11安打)の猛アピール。片岡打撃コーチは「CSの1番は?」と報道陣から聞かれ、「ほかに誰かいるの」と返すほどだ。

 好調の一因は金本監督の指導によるパワーアップ。波及効果でバットのヘッドの使い方が良くなり、打球が広角に飛ぶようになった。

 現に9月30日の巨人戦では、右腕マシソンから右翼に4号ソロを放ち、CSでのリードオフマンを決定づけた。

 俊介にすれば、これほど脚光を浴びるのは、8年目にして初めてだろう。過去7年は1、2軍の往復を繰り返し、今季も前半戦で一度2軍落ちを経験している。そのうち糸井の故障や高山の不振で出場機会は増え、結果を残すことで首脳陣の高評価を勝ち取った。

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