記事詳細

由伸監督、正念場も巨人コーチ人事が難航のワケ “原ベイスターズ”のシナリオが加速 (1/2ページ)

 11年ぶりBクラスに沈んだ巨人・高橋由伸監督(42)は、3年契約最終年の来季に勝負をかけるが、コーチ陣のテコ入れが難航中。その裏には、親会社の読売グループと原辰徳前監督(59)との暗闘がある。“読売色”の強い侍ジャパンの監督就任が破談となった若大将は、神奈川の英雄として地元・横浜DeNAの監督に返り咲き、古巣巨人と対峙するシナリオが加速している。“原派”のコーチ候補が、窮地の由伸巨人に手を差し伸べず、来オフにも誕生する“原ベイスターズ”に希望を見いだすのは当然なのだ。

 異常事態と言っていい。クライマックスシリーズ(CS)争いの結果を待たず、高橋監督の来季続投を老川オーナーが明言したのが9月14日。それから半月以上も経過して終戦を迎えたというのに、来季のコーチの陣容が固まっていない。

 決定事項はOBで元2軍監督の吉村禎章氏の入閣だけ。女性問題で退団した吉村氏の復帰について、球団関係者は「“身体検査”をガチガチにやりすぎると、コーチのなり手がいなくなる。野球協約で一発アウトの反社(反社会勢力)がらみはNGだが、過去の女性関係はOKにしようというのが球団内の流れ」と説明する。しかも、ポストさえ未定。礼を失した打診だが、互いの思惑が合致した格好だ。

 高橋監督が3年連続でV逸すれば、契約満了で退任必至。だが正念場となる来季に向け、4位に終わった今季からの上がり目は薄い。寿命1年の公算大。沈みゆく船に乗り込もうという、奇特なコーチを探すのは簡単ではない。首脳陣の体制は見直しが不可欠だが、人選のハードルを下げざるを得ないのだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース