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G由伸監督、来季続投の資格あるのか 11年ぶりBクラスで途切れたCS皆勤、3年契約最終年もいまだ出せぬ自分の色 (1/3ページ)

 2007年に導入されたクライマックスシリーズ(CS)に12球団で唯一10年連続で出場し“皆勤賞”だった巨人が4位に終わり、初めてCS進出を逃した。就任2年目の高橋由伸監督(42)は推定40億円の“爆買い”補強を生かせず、昨季2位からの覇権奪回どころか、常勝軍団を11年ぶりのBクラスに沈めた。指揮官として自分の色を出せないまま、来季はもう3年契約の最終年。高齢化した主力野手に代わる若手の台頭もなく、お先真っ暗と言わざるを得ない。(笹森倫)

 「ここにある今の現実を、しっかり受け止めて前に進んでいきたい」

 今季本拠地最終戦となった1日・阪神戦(東京ドーム)の試合終了直後。セレモニーであいさつに立った高橋監督は、来季を見据えてファンにそう語りかけた。

 この日、順位が確定する条件は、巨人が阪神に敗れ、さらに3位横浜DeNAが広島戦(横浜)に勝ったときのみ。

 「今季の東京ドームでの試合は最後になったが、まだもう1試合、神宮(3日のヤクルト戦=今季最終戦)で最後まで精いっぱい戦います」という口ぶりは、もはやCSは視野に入っていないようだったが、実はこの時点では、DeNAは広島を4点リードし終盤に入っていたとはいえ、まだ試合中。巨人のCS進出は完全に消滅したわけではなかった。

 フライングの“終戦”情報が伝えられていたのか、あるいは本人の勘違いか。セレモニー後の監督会見でも、報道陣は巨人の4位を前提とした質問をするわけにいかず、9回に1点差まで迫った打線の粘りについて尋ねると、指揮官は「なかなか今季できなかったが、少しできたのはよかった。ただ、現実として受け止めなければならないことがたくさんある」と答えた。

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