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【江尻良文の快説・怪説】見逃せない!山中強化本部長は“公約違反” GM気取り、総監督的な上から目線 (1/2ページ)

 侍ジャパンに見逃せない“公約違反”ありだ。11日に都内のホテルで侍ジャパンのコーチ5人の顔ぶれ(ほかに打撃コーチを後日追加予定)を発表したのは、“全権監督”のはずの稲葉篤紀新監督ではなかった。

 新設の侍ジャパン強化本部長に就任した山中正竹氏(70)=全日本野球協会副会長=だったのだ。「監督と相談しながら」と、コーチ人事に関与していたことを公然と認めた。しかも事前にこう公言していた。

 「オリンピックのコーチ陣は3人だが、今回の大会(11月のアジアプロ野球チャンピオンシップ)では、その枠にこだわる必要は全くない。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の時と同じような人数がいてもいいと思う」と。

 「稲葉には3年後の東京五輪までに最高の監督になってもらいたいからだ。そのためにはいろいろ勉強してもらわないといけない」と付け加えた。WBCの時と同数で五輪の倍の6人のコーチから、何かを学んでほしいというワケだ。

 稲葉新監督は山中強化本部長の法大監督時代の教え子であり、師弟関係にあるのだが、聞き流せないのは侍ジャパン強化の基本方針と全く食い違っているからだ。

 プロ・アマ合同の日本野球協議会傘下の侍ジャパン強化委員会(井原敦委員長=日本野球機構事務局長)は強化本部長ポストに関し、こう明確な方針を公言していた。

 「メジャー流のGM制度は導入しない。監督が全権を持つ日本的な体制にする。強化本部長にはコーチの人事権などはなく、監督を全面的にサポートしてもらう。

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