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“未完の大砲”巨人・岡本、首脳陣の「微妙な」評価 由伸監督も歯切れの悪いコメント

 3年目の巨人・岡本和真内野手(21)が8日のヤクルト戦(東京ドーム)で約4カ月半ぶりに1軍昇格し、即「7番・左翼」で先発出場も、アピールに失敗した。

 相手はプロ初先発の左腕・岩橋。8月23日に東京ドームで行われたイースタン・リーグのヤクルト戦で、この岩橋から本塁打を放っており、おぜん立ては整っていたが、空振り三振、遊失、二飛の3打数無安打。7回の守備で交代した。

 高橋由伸監督は「少ない打席の中で評価するのは難しいけど、ファームの方で少し調子が上がってきているという話であったり、前回の対戦で今日の相手から本塁打を打っているという部分で、今日はいってみましたけど…」と歯切れの悪いコメント。今季は開幕1軍を勝ち取るも、12試合で打率・227、2打点と結果を残せず、4月21日に2軍落ち。ようやく巡ってきたチャンスも、首脳陣の期待には応えられなかった。

 村田真一ヘッドコーチは夕刊フジの記者に「どう見えた?」と逆質問。「微妙ですね」と返答すると「そやろ。微妙だよ。(2軍戦で打った投手が相手で)それであの内容では微妙やろ。ヒットを打つのは難しいけど、『惜しかったな』とか、『粘りがあったな』とかなら…。今日の和真の内容はもうちょっとという感じだった」と厳しい評価だった。

 2回の第1打席は気負いがあったのか、カウント1-1から外角のチェンジアップを連続して空振りし三振。相手のヤクルトコーチ陣も「岩橋も頑張って低めに投げていたけど、岡本は球の見極めがまったくできていなかった。1軍と2軍では違うということでしょう」と指摘する。

 4位の巨人はヤクルトとの3連戦を2勝1敗とし、3位・DeNAとのゲーム差なしに最接近。終盤戦で活躍した方がインパクトは大きく、クライマックスシリーズ出場に導くようなことがあれば“岡本株”は一気に上がるが、そう何度もチャンスを与えている余裕はない。ヤクルト3連戦が終わり、再び2軍に逆戻りという事態だけは避けたいところだ。(塚沢健太郎)

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