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【江尻良文の快説・怪説】巨人・菅野、次なるターゲットはアノ“怪物” 球史に名を刻めるか

 巨人・菅野智之(27)が5月に続いて7月のセ・リーグ投手部門の月間MVPを受賞した。巨人の投手で同一シーズン2度目は、1990年5月・7月受賞の斎藤雅樹(現1軍投手コーチ)以来27年ぶり。次なるターゲットは“怪物”だ。

 7月はリーグ月間トップの4勝で負けなし、防御率も0・31。ケチのつけようのない成績で2度目の受賞。今季は斎藤コーチの記録と縁が深い。4月から5月にかけてセ・リーグ史上28年ぶりの3試合連続完封を達成した菅野だが、これも89年の斎藤コーチ以来の記録だった。

 今度は月間MVPでも「ミスター完投」と呼ばれた偉大な先輩と肩を並べた。次なる目標は“怪物”の異名を取った江川卓氏だ。巨人投手で2カ月連続月間MVP賞は、81年7・8月の江川氏だけ。8月も菅野が受賞すれば、球団史上36年ぶりの快挙になる。

 「巨人命」で1年間“浪人”して巨人入りを果たした共通項まである菅野と江川氏。菅野が怪物エースと並ぶ快挙を成し遂げれば、大きな話題になるだろう。さらに怪物超えの3カ月連続月間MVPとなれば、セ・リーグ投手では史上初の勲章。打者でもヤクルト・ラミレス(07年7-9月)と、同・山田哲人(15年7-9月)の2人がいるだけだ。

 ちなみにパ・リーグには13年にシーズン24連勝無敗だった楽天・田中将大(現ヤンキース)がいる。5月から9月まで5カ月連続月間MVP。このミラクルな記録には及ばなくても、セ投手初の3カ月連続となれば、巨人・菅野智之は球史に名を刻むことになる。(江尻良文)

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