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ポストシーズン左右するオリオールズ守護神の去就 「自分が決められることではない」

 米大リーグ・アストロズの青木宣親外野手が今季2号を含む3安打を放ちながら敗れた23日のオリオールズ戦で、ア・リーグ記録が更新された。オ軍のリリーフ左腕、ザック・ブリトン投手(29)が「55連続セーブ機会成功」をマークしたのだ。

 「記録は自分の力だけでは達成できない。チームメートに感謝したい」

 身長190センチのブリトンは球速150キロを超えるシンカーが武器。筆者が米国で取材していた当時は先発だったが、14年から抑えに転向して才能が開花した。

 昨季は記録ラッシュだった。69試合に登板して2勝1敗、失敗ゼロでア・リーグ最多の47セーブを挙げた。被本塁打は1本で、防御率は0・54。5月5日から8月22日まで43試合連続自責点なしの大リーグ記録を樹立して、サイ・ヤング(最優秀投手)賞の投票で4位に入った。

 連続セーブ機会成功記録は2015年10月1日からスタート。今季は左前腕部を痛めて故障者リスト入りしたため、この日で4月14日以来の6セーブ目となった。トム・ゴードン(当時レッドソックス)が保持していたア・リーグ記録を塗り替え、残るはエリク・ガニエ(同ドジャース)の大リーグ記録(84連続)だけとなった。

 大リーグは今月31日がトレード期限。昨季はトレード期限直前にカブスがヤンキースからアロルディス・チャプマン投手を獲得。絶対的な守護神を得て108年ぶりの世界一へ駆け上がった。

 オ軍は現在、ア・リーグ東地区4位で、昨季まで3シーズンで平均40セーブを挙げた抑えを放出する可能性がある。「自分が決められることではない」とブリトン。トレードされたら、今季のポストシーズンの行方を左右する存在になる。 (サンケイスポーツ一般スポーツ担当部長・田代学)

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