記事詳細

勧進元、稀勢の夏巡業「はっきりして」 空前の相撲ブームで申し込みが殺到、「説明責任」果たせ (1/2ページ)

 “新相撲”とでも呼びたい宇良の型破りの相撲で沸き、終盤は白鵬の通算白星のカウントダウンで大盛り上がり。猛暑の中、大相撲名古屋場所が幕を閉じた。

 その中で、一人カヤの外に追い出されたのが、2場所連続途中休場に追い込まれた稀勢の里だった。春場所、奇跡の優勝と引き換えの形で負った左上腕付近のけがが治り切ってないのに出場し、5日目に勢の小手投げで土俵下に落ちた際、今度は左足首を痛めた。

 診断書は「3週間の安静加療」だったが、師匠の田子ノ親方(元前頭隆の鶴)は「体重(184キロ)があるので、相撲が取れるようになるにはもう少し時間がかかる」などと説明した。

 しかし、どんな状況でけがをしたのか、場所後の8月に21日間予定されている夏巡業はどうするのか、など稀勢の里自身の口からは何も語られなかった。休場届を出した6日目からは一体どこにいるのか、名古屋にいるのか、東京に帰って治療するのか、それすらわからなかった。

 昔の横綱は休場即“雲隠れ”を得意にしていた。報道陣が必死に探すと山奥の湯治場にいたり、タニマチでもある地方の整形外科で治療する横綱もいた。

 しかし、いまは小池百合子都知事のいうように何事も透明化の時代。音信不通ではファンの心配は募るばかりだ。大横綱北の湖は途中休場するときちんと会見した。地方場所の場合は「東京に帰らず、ここで治療に専念する」と休場中の居場所も明らかにしていたし、そう聞けばファンも納得したものだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース