キーマン・浜渦氏、声荒げ「交渉まとめ称賛された」 密約の存在否定、不快感あらわ「勝手なことをしてくれた」 (4/4ページ)

2017.03.20

都議会の百条委員会に臨む浜渦武生元東京都副知事=19日午後、東京都新宿区(納冨康撮影)
都議会の百条委員会に臨む浜渦武生元東京都副知事=19日午後、東京都新宿区(納冨康撮影)【拡大】

  • <p>東京都議会の百条委員会に臨む、浜渦武生元副知事=19日、東京都新宿区(納冨康撮影)</p>
  • <p>東京都議会の百条委員会で証言する浜渦武生元東京都副知事=19日、東京都新宿区</p>
  • <p>豊洲市場への移転問題を検証する東京都議会の百条委員会で、質問に答える浜渦武生元副知事=19日午後</p>

 「人間関係でずいぶん汗をかいた」。浜渦氏はそう強調した。質問に答える形で、交渉に臨む際には東ガス幹部と親戚関係にある国会議員に取り次ぎを依頼したり、地元である江東区議会の「有力な方」に挨拶をし要望を聞き取ったりするなどの“地ならし”をしたエピソードを披露した。

 浜渦氏は石原氏が衆院議員時代に秘書を務め、石原氏の知事当選後に特別秘書を経て、平成12年7月に副知事に就任した。

 「1日1個」。都関係者によると、浜渦氏は特別秘書時代から毎日1つの政策課題を見つけ、検討することを目指し、庁内外を精力的に回ったとされる。「現場に緊張感が生まれた」との評価がある一方、副知事就任後は週に2、3回しか登庁しない石原氏の代理として次第に「政策」と「人事」を統括していった。

 浜渦氏と直接会える幹部は一部に限られ、他の職員はさまざまな施策の了承を得る際、A4判1枚の文書で報告し、伺いを立てるのが慣例だったという。

 「お手紙方式」と呼ばれていたともされるが、浜渦氏はこの日の百条委で「手紙の話は怪文書。要約したもので連絡を受け仕分けたことはありますが、私が知事の日程を決めたことはない。そんなことをしたら、石原知事は怒りますよ」と強く否定した。

 当時は、都庁内や都議会から「独裁」「専横」などと批判された。くしくも都議に質問依頼をしたとして追及された12年前の百条委で「偽証」を認定され、17年に辞任。石原氏は浜渦氏を事実上更迭することを決めた際、記者会見で「これだけ幅の広い活躍をした副知事はいなかった。深夜2人で涙を流して話した。大事な人材を失った」と語っていた。

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