キーマン・浜渦氏、声荒げ「交渉まとめ称賛された」 密約の存在否定、不快感あらわ「勝手なことをしてくれた」 (3/4ページ)

2017.03.20

都議会の百条委員会に臨む浜渦武生元東京都副知事=19日午後、東京都新宿区(納冨康撮影)
都議会の百条委員会に臨む浜渦武生元東京都副知事=19日午後、東京都新宿区(納冨康撮影)【拡大】

  • <p>東京都議会の百条委員会に臨む、浜渦武生元副知事=19日、東京都新宿区(納冨康撮影)</p>
  • <p>東京都議会の百条委員会で証言する浜渦武生元東京都副知事=19日、東京都新宿区</p>
  • <p>豊洲市場への移転問題を検証する東京都議会の百条委員会で、質問に答える浜渦武生元副知事=19日午後</p>

 「私は知らない」。浜渦氏は強い口調で確認書への自らの関与を繰り返し否定。交渉に携わったのは13年7月6日の移転に関する基本合意締結までで、それ以降は知事本局に引き継ぎ、報告は受けていなかったと主張した。

 複数の部長級の幹部が交渉の内容を報告したという記録を突きつけられたが、「局長ならあり得るが、担当部長がくるなんてあり得ない」と強気を崩さなかった。

 浜渦氏は交渉時について「土壌汚染をきれいにするのは、東ガスの当然の責任と考えていた」とし、東ガス側に土壌汚染の調査、処理を依頼したと説明。その説明とは異なる内容の確認書について「勝手なことをしてくれた」と不快感をあらわにした。

 ◆「交渉まとめ称賛」

 浜渦氏にとって百条委は17年、都議に質問依頼をしたとの追及を受け、辞任に追い込まれた因縁の舞台。矛先は質問に立つ都議にも向けられた。

 強い政治的圧力の「ムチ」と、豊洲地区開発をめぐる東ガスの負担減の「アメ」で用地交渉を進めたという公明の谷村氏の指摘を否定し、「不届きな話だ」と反発。民進党系会派「東京改革議員団」の浅野克彦都議から、市場という存在を軽んじ、環境面の議論が深まらなかったと指摘されると、「ストーリーを決めて言うのではなく、これから先をどうするかもっと議論していただきたい」と注文をつけた。

 「どこに責任があるんですか。東ガスとの交渉をまとめたと称賛されたんですよ」。小池百合子知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の音喜多駿都議から一連の責任を問われた際は、こう声を荒らげた。

                 ◆◇◆

 ■「独裁」「腹心」…更迭の過去

 石原慎太郎元知事に長年仕えた側近で、都庁や都議会内で「腹心中の腹心」とも称された元副知事の浜渦武生氏。石原氏からその手腕を見込まれ、東京ガスの用地交渉を任されており、19日の都議会百条委員会でも自らの交渉術については雄弁に語った。

 
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