韓国、日韓で米国務長官が使い分けた言葉に「見捨てられ」の恐怖心 地元メディア、意図探ることに躍起 (2/3ページ)

2017.04.21

3月17日、ソウルで韓国の尹炳世外相(右)と会談後、共同記者会見で話す米国のティラーソン国務長官(ロイター)
3月17日、ソウルで韓国の尹炳世外相(右)と会談後、共同記者会見で話す米国のティラーソン国務長官(ロイター)【拡大】

  • <p>会談を前に握手するティラーソン米国務長官(左)と韓国の黄教安大統領代行=3月17日、ソウル(代表撮影・共同)</p>
  • <p>米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」(ロイター)</p>

 「米国の撤退には2つの前例がある。アチソン元国務長官が韓国を除外した防衛線(アチソン・ライン)をアジアに引き、中ソに支援された北朝鮮が韓国に侵入したときと、南ベトナム撤退後に共産主義の北ベトナムが侵入したときだ」

 韓国の英字紙コリア・タイムズ(電子版)のオ・ヨンジン論説委員長は最近のコラムにこう記した。米国は、朝鮮半島には「帰ってきた」が、ベトナムには戻らなかったと指摘した。孤立主義的な傾向を持つトランプ政権が朝鮮半島に「帰らない」選択を取る可能性があるとして、韓国の大統領候補らに警鐘を鳴らしている。

 トランプ政権は間もなく、北朝鮮による核・ミサイル開発の進展を踏まえた新たな朝鮮半島政策を決める。

 ロイター通信によると、トランプ大統領は関連する会議のたびに、北朝鮮が持つ核弾頭やミサイルの数、日韓が自国防衛に費やしている予算額を尋ねているという。

 6カ国協議での北朝鮮との対話に見切りを付け、北朝鮮を後押ししてきた中国を巻き込む形で制裁強化や軍事面で圧力を強めることは確実だ。4月に米国で予定されるトランプ氏と中国の習近平国家主席の首脳会談は一つの転換点となる可能性が高い。エスカレートする北朝鮮の挑発を考えれば、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備をめぐる議論を蒸し返す余裕など韓国にはないはずだ。

 ところで、記者(加納)は2013年3月、日韓外務当局が主催した「日韓記者交流」に参加した。当時は朴槿恵前政権が発足した直後で、やはりキー・リゾルブに反発した北朝鮮が朝鮮戦争の休戦協定を白紙化するとの声明を発表していた。

 
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