韓国左翼候補に迫る中国の「踏み絵」 大統領選スタートもTHAAD容認発言で報復懸念 (1/2ページ)

2017.04.18

大統領選は文氏(左)と安氏(右)の一騎打ちの様相だ(ともに共同)
大統領選は文氏(左)と安氏(右)の一騎打ちの様相だ(ともに共同)【拡大】

 韓国大統領選(5月9日投開票)は17日、選挙戦に突入した。左派候補2人が優勢だが、両候補は選挙後、中国から「踏み絵」を迫られるかもしれない。米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD(高高度防衛ミサイル)」の韓国配備について、「反対」から「容認」に転じたからだ。保守票獲得のための“転向”だが、中国は配備に反対し続けており、新大統領への強烈な報復も予想される。

 大統領選はすでに一騎打ちの様相を見せている。極左の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表と、中道左派の野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)元共同代表の2人だ。

 14日に発表された韓国ギャラップの調査では、文氏が40%でトップ、安氏が37%で続いている。3位以下の候補は10%にも満たず、事実上2人による争いとなっている。

 この2人には、ある共通点がある。THAADの韓国配備について以前は懐疑的な立場を取っていたにもかかわらず、容認に転じたのだ。

 安氏は6日、ソウル市内での討論会で「韓国に配備すべきだ」と述べ、米韓同盟の重要性を強調した。文氏も11日、「北朝鮮が6回目の核実験を強行し、核による挑発を続け高度化するなら、THAADの配備は避けられなくなる」と条件付きながら配備を認めた。

 2人の“転向”の裏には、保守派の支持を得ようとする狙いがあるとみられるが、大統領になったら実際にTHAAD配備を進めるのか。韓国事情に詳しい麗澤大の西岡力客員教授が解説する。

 
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