【山口組3分裂】反論文書で終わるのか、カギ握る山健組の動向 任侠団体山口組が金銭問題など糾弾 (1/2ページ)

2017.05.19

山健組が傘下組織に送付した文書。任侠団体山口組の織田代表を批判している
山健組が傘下組織に送付した文書。任侠団体山口組の織田代表を批判している【拡大】

 6代目山口組と対立する神戸山口組の中核組織・山健組がそれぞれ拠点を置く神戸市で6日未明、「新たな抗争勃発か」と関係者を震撼させる事件が起きた。神戸山口組から離脱した織田絆誠(よしのり)若頭代行が代表を務める任侠団体山口組の組員が路上で複数の男に襲撃され、頭から流血するけがを負ったという。

 現場近くには、任侠団体山口組の関係先があり、組員は織田代表の警護役とみられることから、警察当局は神戸山口組側が圧力をかけ始めたとみて捜査している。

 警察庁によると、2015年8月に分裂した6代目山口組と神戸山口組の抗争事件は、神戸山口組が「指定暴力団」に指定された16年4月以降の1年間で20件にとどまっており、指定前の75件から激減していた。

 今回の再分裂を神戸山口組の「内紛」とする見方もあるが、翌7日には6代目山口組の直系組織から組員が離脱し、京都府内で「京滋(けいじ)連合」を結成して任侠団体山口組に加入している。

 「分裂」「離脱」「加入」とめまぐるしく動く3つの山口組は、それぞれが両にらみで相手の出方をうかがう、三つどもえの様相を呈している。

 神戸山口組の中核組織であり、井上邦雄組長がトップを兼ね織田代表が副組長を務めていた山健組は5月初め、任侠団体山口組について「織田自身の私利私欲以外のなにものでもない」などと反論する文書を傘下組織に送付した。

 任侠団体山口組は4月末の記者会見で、井上組長ら山健組上層部の金銭問題などについて糾弾した。その真偽はわからないが、山健組が一連の批判の影響を抑え、傘下組織をまとめていけるかが注目される。

 
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