理想の上司は「相談型」、労働時間は「週に2〜3回残業」 4月新入社員調査

2017.05.09

 今春就職したばかりの新入社員に理想の上司を尋ねたところ、最も多かったのは「プライベートの相談に乗ってくれる」の38・7%(2つまで選択)だったことが、人材育成会社「トーマツイノベーション」(東京)の調査で分かった。2014年に46・1%で最多だった「リーダーシップがある」は3年連続減少し、35・9%。新入社員の「理想の上司像」の変化がうかがえる。

 調査は同社が研修を担当した企業の男女4799人(今年4月入社)を対象に4月4〜14日に実施。調査は14年から毎年行っている。

 理想の上司についてその他の回答を見ると、「優しく指導する」36・4%に対し、「厳しく指導する」20・5%でソフト志向。「専門力が高い」は32・3%だった。

 入社3年目までの労働時間は「週に2〜3回の残業まで」が前年比0・3ポイント減の41・8%でトップだが、「定時に帰りたい」が5・7ポイント増え37・9%と迫る。「仕事や成長のためにできるだけたくさん働きたい」は5・1ポイント減の13・6%だった。

 自身の将来像は「管理職」(23・9%)と「専門家」(34・4%)が14年以降最少になった一方、「志向はなく楽しく仕事をしたい」(21・2%)、「まだはっきりしない」(19・9%)はどちらも過去最多だった。

 同社担当者は「売り手市場で何となく就職した人もいて、将来像がはっきりしていないのではないか」としている。

 

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