【酔っぱライターのお酒見聞録】寿司に合う至極の透明感 旨いと思える酒を突き詰めた「磯自慢」 (1/2ページ)

★静岡吟醸の雄「磯自慢」(下)

2017.04.21

麹づくりは最上級の米を磨きぬいて、通常の倍以上の時間をかける
麹づくりは最上級の米を磨きぬいて、通常の倍以上の時間をかける【拡大】

  • <p>磯自慢</p>
  • <p>蔵元</p>

 磯自慢は静岡県焼津市、焼津漁港の目の前にある。初めて訪ねたのは15年前だ。そのとき寺岡洋司社長がまったく酒が飲めないことを知って驚いた。もちろん利き酒はするし、酒宴にもつきあうが、私のように酔っぱらうまで飲むということは、けっしてない。

 そのときは、蔵近くの名店「松乃寿司」に連れて行っていただいた。相模湾の近海ものにこだわり、けさ港にあがったばかりのレンコダイや太刀魚、季節にはピチピチの桜エビや白魚なども握ってくれる。

 酒はもちろん磯自慢。それも年間タンク一本買いをしている、松乃寿司専用の本醸造だ。これが大吟醸より寿司に合う。

 磯自慢の大吟醸は間違いなく旨い。1994年に、寺岡社長たちが中心となり、全国の蔵元12社で「フロンティア東条」というグループを作った。そして農家との地道な交渉を続け、山田錦の特A地区である兵庫県加東市東条町の米を買い付けることに成功したのだ。今では原料米の約6割が東条町の特A米だという。

 最上級の米を使い、通常の倍以上の時間をかけて吟醸麹をつくる。できた酒は、常温でタンク貯蔵などもってのほか。全量瓶詰めして冷蔵庫で寝かせている。

 

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