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【zak女の雄叫び】いつか帰りたい国 「昔の日本」似ている2つの国で起きた悲しい変化 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの流行が収束したら何がしたいか。そう問われたら、「海外旅行」と答える人は多いのではないでしょうか。私もそうです。

 行ったことのない国に行くのも良いけれど、以前訪れた国をまた訪れるのもいい。私にとって、10年前に2カ月間滞在した西アフリカのブルキナファソは、特に思い出深い土地です。「なぜブルキナに?」と聞かれましたが、答えは簡単。女性がひとりで行ける治安の良い国は、アフリカにそう多くなかったのです。

 遠くアジアの島国から来た私を、現地の人たちは歓迎してくれました。ニワトリ(生きている)をいただいたり、虫(死んでいる)をから揚げにして食べたり、歓迎のダンスを見せてもらったり、楽しい思い出がいっぱいです。この国を気に入って移住した日本人男性は、「自分が子供だったころの日本に似ている」と話していました。教室には座りきれないほどの児童があふれ、街角を子供が走り回っている。この子たちの未来が幸せであれと願わずにいられませんでした。

 そんなブルキナファソは今、女性がひとりで行くにはあまりに危険な国になってしまいました。イスラム過激派による襲撃事件が多発し、この5年で治安は悪化する一方。そこへ新型コロナが追い打ちをかけています。同じ黒色なのに長く伸びる私の髪の毛を不思議そうに触っていた女の子は、今どうしているでしょう。

 そしてもう一カ国、5年前に仕事で数回訪れたのがミャンマーです。長い軍事政権から解放され、急速に発展をとげる国。訪れるたびヤンゴンには新しい建物が立ち、人々は控えめでありながら誇り高い。「昔の日本に似ている」とこの国を気に入って訪れる日本人は後を絶ちません。ヤンゴンへの直行便は、ビジネスマンだけでなく、多くの旅行客でいっぱいでした。