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「生意気な青二才」「お前が言うな」批判も浴びた金与正氏…降格の背景は (2/2ページ)

 もちろん、こうした批判は大っぴらに口にできるものではない。秘密警察に知れれば、物理的に「クビ」が飛ぶことになる。しかし長年、強い男尊女卑の風潮に支配され、男性でも40歳以下は子供扱いされると言われる北朝鮮において、金与正氏の台頭にしっくり来ない思いのある人は少なくないのかもしれない。

 本来ならロイヤルファミリーである「白頭の血統」の一員として、そんなことを気にする必要もない。それでも、金正恩氏にせよ金与正氏にせよ、その若さゆえに「焦ることはない」との判断が出てきてもおかしくはなかろう。

 また、党中央委員会の部長など特定部門を担当する要職に就かなければ、失政の責任を問われて経歴に傷がつくリスクもない。

 実際、金与正氏は党中央委員会委員としては21番目の高位に名を連ねており、今後もさながら権力中枢の「遊撃手」として、金正恩氏を補佐していくと見られる。

デイリーNKジャパン

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