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【高橋洋一 日本の解き方】バイデン政権下の対中戦略 制裁関税は中止の可能性も無視できない米議会の警戒 (1/3ページ)

 米大統領選は依然として最終決着がついていない。民主党のバイデン前副大統領は勝利宣言したが、共和党のトランプ大統領はまだ敗北宣言していない。選挙に不正があったとして複数の訴訟をしているからだ。そのいくつかですでに敗訴しているが、全ての訴訟が終わるまでは敗北宣言できない。

 米国は訴訟社会なので、共和党の多くの議員もこのトランプ氏の訴訟を見守るとして、現時点で敗北宣言しないことを非難することはない。

 ただし、トランプ政権内の国土安全保障省サイバーセキュリティー庁は選挙不正に否定的な声明を出した。不正選挙を監視するために任命された連邦検察官も、選挙不正はないという意見を出している。こうした状況なので、トランプ氏が訴訟で勝つ公算は小さくなっており、ブックメーカーによれば、トランプ氏が12月1日までに敗北宣言する確率は8割だ。これらの情勢を踏まえて、各国首脳はバイデン氏に祝意を送っている。

 12月14日の選挙人選挙まで、不確定とはいうものの、仮にバイデン政権が誕生した場合に備えて頭の体操をしておこう。

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