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「極悪な帝国主義の元凶」金与正、北の反バイデン路線を主導 (2/2ページ)

 講演では、激しい罵り合いとなったバイデン氏とトランプ氏のテレビ討論などを念頭に置いたのか、「自分たちの利益に抵触する国々に対しては手段と方法を選ばず圧殺しようとする本性が、互いに中傷し貶める選挙にありありと反映された」などと指摘。

 さらに「新たに選ばれたバイデンは表では平和を(唱え)、裏ではわが共和国を丸ごと飲み込もうとする極悪な米帝国主義の元凶であることを肝に銘じ、首領の軍隊、党の軍隊として戦う準備の完成に拍車をかけなければならない」と強調したとのことだ。

 講演で「戦う準備」に言及したのは、12月から冬季訓練が本格化するのを控え、軍内部の結束を高める目的があるのかもしれない。また、バイデン氏の勝利が世界から概ね歓迎されている状況に影響され、指揮官たちの間にバイデン氏に対する幻想が生じることを警戒しているとも考えられる。

 ただ、講演を聞いた側の反応はシラケている。情報筋によれば「朝米首脳会談の後も何も変わったことなどないのに、誰が(米大統領に)なろうが、何が起きようが関係ないという雰囲気」だという。

デイリーNKジャパン

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