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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】リコール署名で陳情「脱はんこ」 デジタル化は教育の段階から変えていく必要 (2/2ページ)

 なぜなら、デジタル化のノウハウを持っていない人たちが多いからだ。ビジネスの現場ではリモートワークも進んでいるから、その分野に明るい人たちがシステム設計をするのだろうが、各省庁や全国の役所で同じことができるだろうか。狙い通り作業や手続きがスムーズになるかは、ちょっと疑問がある。

 コロナ禍で学校が臨時休校になったとき、パソコンやタブレット端末を使っての遠隔授業もスタートするまでかなり大変だったそうだ。そもそも学校の先生が慣れていないし、授業を受ける側も環境を整えないといけない。インターネットカフェで授業を受けたという話も聞いたよ。

 結局、今の日本にはIT分野に精通した人があまり育っていないんじゃないかな。デジタル化を目指すなら、教育の段階から変えていく必要があるだろうね。

 一方で、はんこが文化として消え去るのはさみしいから、無くすのは不必要な分だけにとどめてほしい。天皇陛下から出される文書には陛下の御名とともに御璽が入るんだけど、あれはありがたいもの。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。「大炎上」(扶桑社新書)、「全身美容外科医」(講談社+α新書)など著書多数。

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