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【どうなる?日米関係 米大統領選】同時投開票の上下院選挙 上院は共和党が過半数維持、下院は民主党が辛勝 「ねじれ国会」で経済政策では厄介なことに? (2/2ページ)

 また、人事では、よほど問題がない限り、少なくともこれまでは、大統領の指名を上院は拒否しない慣習なので、閣僚や大使などは大統領の指名が通ってきた。

 ただ、最高裁判事の指名については与野党の激しい攻防になる。このため、共和党が上院多数となると、民主党大統領といえどもリベラル派の判事を送り込めず、穏健保守で我慢するか、空席にしておくしかなくなる。

 最高裁判事の「保守派6、リベラル派3」という構成を変えるのは、長期間にわたって難しい。これは、3人の新判事の任命に成功したトランプ氏の大きな勝利となったわけで、保守派では「4年間の最大の成果だ」という人が多い。

 ■八幡和郎(やわた・かずお) 1951年、滋賀県生まれ。東大法学部卒業後、通産省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任し、退官。作家、評論家として新聞やテレビで活躍。徳島文理大学教授。著書に『ありがとう、「反日国家」韓国』(ワニブックス)、『日本人がコロナ戦争の勝者となる条件』(同)、『アメリカ大統領史100の真実と嘘』(扶桑社新書)など多数。

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