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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】米大統領選で全く当てにならなかったメディアと世論調査 バイデン氏「優勢」を伝えるもトランプ氏は激戦州で善戦 (1/2ページ)

 米大統領選の投票が締め切られ、各州で開票が進んでいる。郵便投票などが多く、日本時間の5日朝時点で、まだ結果は出ていない。ただ、米主要メディアは民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の「優勢」を予想していたが、激戦州では共和党のドナルド・トランプ大統領(74)の善戦も見られる。

 私は「予想通りの展開になった」と思っている。ただ、多くの米メディアにとっては「予想を覆す展開」ではないか。今回の大統領選は、選挙報道を根本から見直す時期にきたことを示していると思う。

 日本時間の4日昼過ぎから、ナスダック総合指数やダウ平均株価も上昇した。ラスベガスのブックメーカーもトランプ氏の当選を予測しており、少なくとも当初予想されたようなバイデン氏の圧勝ではなさそうだ。

 激戦州であるフロリダ州は、トランプ氏が勝利を確実にした。鍵を握るとみられていたのはヒスパニック系の人々だが、メキシコ系や共産圏の国など多種多様だ。これまで、「ヒスパニック系は民主党支持者が多い」と報じられていたが、共和党支持が増えているようだ。

 高齢者層についても、新型コロナウイルスが大流行したことで「民主党有利」と伝えられてきた。これも、少なくともフロリダ州では、投票行動に影響しなかったようだ。

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