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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】米大統領選、バイデン氏“失言”でトランプ氏に追い風? 潮目変わった第2回テレビ討論会 (2/2ページ)

 再生可能エネルギーに移行するとしても、バイデン氏はどれだけ巨額な税金を注ぎ込むつもりなのか。季節や天候、昼夜を問わず、一定量の電力を供給するベースロード電源は、コスト高で騒音の大きい風力発電や、広大な土地が必要になる太陽光発電では無理だ。

 やはり、石油によって電力を安定供給しなければならない。バイデン氏の方針では、国際競争力を失うことは目に見えている。

 バイデン氏は討論会で、トランプ氏から「フラッキング(=水圧破砕法によるガスや石油の開発)の禁止を提唱している」と指摘されたが、すぐ否定した。

 ところが、討論会後、トランプ氏のツイッターでは早速、バイデン氏が「フラッキングの禁止」を訴える姿が動画で配信されていた。

 米フロリダ大学の「米選挙プロジェクト」によると、27日時点ですでに7000万人の有権者が投票を済ませたという。1週間を残して前回選挙での投票総数の半分を上回ったとロイター通信が報じた。

 投票を済ませた人は、以前から投票先を決めていた人で、残りは投票先を決めていない有権者が多いようだ。民主党がこれまで隠し続けた「バイデン氏の失言」は全米へ流布された。有権者には、投票先を決定する大きな要因となる。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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