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【富坂聰 真・人民日報】軍拡する韓国・文政権が北朝鮮と結びついたら… 背後で中国が日本を冷ややかに見ている (1/2ページ)

 10月10日、朝鮮労働党成立75周年を記念する軍事パレードが首都・平壌ピョンヤンの金日成(キム・イルソン)広場で行われた。異例な未明の祭典となった。

 パレードでは例によって新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の可能性がある複数の大型兵器が公開され話題を呼んだ。

 だが、サプライズはこれだけではなかった。演台に立った金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、「今日この席に立ち、何から話そうかとあれこれと考えてみたが、真に人民に打ち明けたいのは『ありがとう』の一言につきる」と語り、演説の終わりには涙まで浮かべたのである。

 さらに、その人民がコロナ禍、台風、水害に苦しんでいる現状をさし「想定外の試練で、面目ない」と謝罪の言葉も口にしている。まさに異例づくしだ。

 相変わらず北朝鮮情報で日本は受け身のままである。それどころか怪しい重病説を騒ぎ立てている間に、水面下では米朝が次の首脳会談の可能性を探って接触を繰り返していたというから情けない限りだ。しかもそこには韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も関わっていたのだ。

 北朝鮮の悪い情報を書いていれば何となく通用してしまう日本の情報の実力を露見させてしまった形だ。

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