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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】米大統領選「オクトーバー・サプライズ」が結果を左右? トランプ氏のコロナ感染に民主党の内紛、北朝鮮の核実験など要因は国外にも存在 (2/2ページ)

 北朝鮮は朝鮮労働党創建75年となる10日未明、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長出席の下、平壌(ピョンヤン)の金日成(キム・イルソン)広場で大規模な軍事パレードを実施した。米国が警戒していないはずはないが、軍事パレード以外にも核実験や核弾頭の開発を発表すればどうなるか。

 自衛隊と米軍は、10月26日から11月5日までの日程で、日米共同統合演習「Keen Sword」を行う。中国が過敏に反応し、軍事的な衝突になれば、国防は米国民の目にはどのように映るだろうか。

 そもそも、トランプ氏は、アフガニスタンに駐留する米軍の完全撤退を目標にしており、戦争をしないことをウリにしているといってもいい。それだけに中国や北朝鮮が強硬手段に出れば、トランプ陣営にとって選挙への悪影響は避けられないと考えられる。しかし、立派な選挙妨害と捉えられるので逆効果も考えられる。

 前回2016年の大統領選では、民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官が、国務長官時代の私用メール問題で一気に形勢を逆転されたともいわれている。4年前に比べれば、極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」を含む過激派の存在などが、「隠れトランプ支持者」を増やしているという実態もある。

 まだまだ、大統領選の先行きは見通せない。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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