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中国共産党の人権侵害許すな 3日に都内でデモ、国慶節に合わせ在日ウイグル人ら連帯

 東京都内で3日、習近平国家主席率いる中国共産党政権によるウイグルやチベット、南モンゴル、香港での「人権侵害」や「強権政治」、台湾への「軍事的圧力」に抗議するデモが行われる。中国の建国記念日「国慶節」(1日)に合わせて、在日のウイグル人やチベット人、モンゴル人の団体などが立ち上がった。日本人も無関心ではいられない。

 「中国共産党は、私たちの信仰やウイグル語での教育の機会を奪った。黙って見過ごせない」

 日本ウイグル協会理事のハリマト・ローズ氏は2日、夕刊フジの取材にこう語った。新疆ウイグル自治区出身で、来日して15年。親族らを故郷に残している。

 最近では、英BBCが、中国当局がウイグル人に目隠しし、手錠をかけ、強制収容所に連行するショッキングな様子を報じた。南モンゴルでは9月から中国語教育が強化され、モンゴル人の子供が通う小中学校で教科書が中国語に変わった。

 日本の国会内では1日、中国政府による少数民族弾圧に抗議する集会が開かれた。そして3日午後、新宿や池袋、日比谷の公園などで、中国の人権問題や民主化運動に取り組む諸団体による、「NO!!中華人民共和国建国71周年 連帯デモ」が行われる。

 9日にはノーベル平和賞が発表されるが、今年の候補には、中国でウイグル人の権利擁護を訴えながら投獄されたイリハム・トフティ氏や、香港で2014年、民主選挙の実現を訴える「雨傘運動」を率いた羅冠聡氏の名前も挙がっている。

 前出のハリマト氏は「トフティ氏や羅冠聡氏が受賞すれば、中国への圧力になる。収容所送りになった故郷の仲間たちの生きる希望にもなる。デモが後押しになればいい」と語っている。

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