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北朝鮮の韓国人射殺「責任者」は金与正氏か (2/2ページ)

 一方、韓国紙・朝鮮日報は8月31日付で、北朝鮮内部の事情に詳しい消息筋の話として、「北朝鮮は海上および国境の封鎖など、コロナウイルスが流入し得るあらゆるルートについて物理的に完全遮断措置を実施している」「金与正がコロナ防疫司令官を務め、指揮を取っている」などと伝えた。

 RFAと朝鮮日報の報道には微妙な違いが見られるが、北朝鮮の新型コロナ対策を「司令官」が指揮しているという点では一致している。そして、最近の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長の出世ぶりを踏まえれば、兄から防疫対策の指揮を任されていても不思議ではない。

 さらに、韓国に強硬姿勢を示す役どころを考えてみれば、同氏が件の韓国人男性の射殺に対して責任を負うべき立場にいる可能性も小さくはない。

 (参考記事:金正恩氏ら兄妹、対北ビラで「不倫関係」暴露され激怒か

 今後、この問題がこじれた場合、金与正氏の毒舌が再び火を噴く展開があるのだろうか。

デイリーNKジャパン

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