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核武装しても不安…金正恩が「敵基地攻撃能力」を恐れる本当の理由 (1/2ページ)

 北朝鮮が、日本政府の「敵基地攻撃能力」を巡る動向に警戒感を募らせている。北朝鮮国営の朝鮮中央通信は17日、自衛隊が北海道で大規模な実働演習を行ったことや、日本政府内で「敵基地攻撃能力」についての論議が行われていることなどに対し、「日本の軍国化は戦争を視野に入れた最終段階に至った」とする論評を配信した。同通信が日本非難の論評を出したのは、菅義偉内閣の発足後はこれが初めてだった。

 さらに、同通信は19日付の論評で、日本が「地上配備型迎撃システム『イージス・アショア』の配備計画の撤回による『防衛空白』にかこつけて武力増強によりしつこく執着している」として、日本の戦力増強を非難した。

 北朝鮮が日本の軍備増強を非難するのはこれが初めてではない。ただ「敵基地攻撃能力」は当面、北朝鮮を主な対象として検討されるだけに、同国も日本に対する非難や主張、要求を具体化させる可能性もある。

 19日付の論評は、日本が「弾道ミサイルに対応するための専門艦船を建造し、2022年まで射程500キロ以上に及ぶ打撃ミサイルを装備しようとしている」と言及。これは「日本が唱える『敵基地攻撃能力』保有の輪郭をさらけ出したもので、地域の平和と安定を破壊する危険極まりない侵略戦争準備策動」だと非難した。

 日本政府は、秋田と山口への配備を断念した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画の代替策として、弾道ミサイル迎撃に特化した専用艦建造を有力案とする方針を米側に伝達したとされる。

デイリーNKジャパン

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