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【室谷克実 新・悪韓論】韓国「反日強硬派」の止まらない迷走 「親日派がつくった国歌」も「国花ムクゲ」も変えろと主張 (1/2ページ)

 韓国の与党はすでに、国立墓地にある「親日派の墓」を別の場所に移す法案を国会に提案している。与党勢力は国会で3分の2を占めるから、その気になればすぐにでも法案を可決できる。しかし、法案審議に入らないのは、“墓あばき”には、ためらいがあるからだろう。

 その代わりのように、「反日強硬派」が言い始めたのは、「親日派が作詞・作曲した国歌を変えよう」という主張だ。さらに、「国花(ムクゲ)も変えるべきだ」との主張まで現れた。

 「反日強硬派」の迷走は止まりそうにない。

 墓あばき法(=韓国では「破墓法」と呼ぶ)が成立したら、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の墓も当然、その対象になる。朴氏の墓をあばくことになったら、“朴正煕信者”がどんな行動に出るか。血の雨が降りかねない。

 だから、政府も与党執行部も、墓あばき法案には慎重だ。

 その一方、「反日強硬派」の中核にいる民族主義団体の光復会が主張する「親日派がつくった国歌を変えろ」との主張には、丁世均(チョン・セギュン)首相が肯定の姿勢を示した。「作曲した安益泰(アン・イクテ)の親日前歴が確認されれば、国歌変更についても考えなければならない」と国会で答弁したのだ。

 安益泰は、満州国建国10周年を記念して祝賀曲を作曲したとして、すでに民族問題研究所が編纂(へんさん)した『親日人名辞典』に掲載されている。『親日人名辞典』こそ、韓国の公的機関がある人物について、親日派かどうかを判断するバイブルなのだから、首相答弁は「変える」と言ったに等しい。

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