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米国・台湾「国交樹立」へ現実味! “親中”米大使が突然の退任で…米大統領選前に「爆弾発言」か 河添恵子氏が緊急寄稿 (3/3ページ)

 ■米台外交再開 識者「絵空事ではない」

 米台の識者は少なからず、蔡総統の発言を「米国と台湾が外交関係を樹立する前奏曲」と受け止めており、「米国が台湾を公式に認め、自由で民主的な価値を共有する台湾と、再び国と国になることは絵空事ではない」と分析している。

 共和党のトム・ティファニー米下院議員は18日、「米国が台湾との正式な外交関係を再開させ、FTAの交渉、台湾が国際機関の加盟を支持する議会意見の共同決議案を提出した」と発表した。

 米国務省のデービッド・スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)も「国務省と上下院議員の立場は一致し、台湾を支持する」と述べ、台湾の蘇貞昌行政委員長は「台湾は国際的な責任を担い、より多くの貢献をする用意がある」と語っている。

 さて、「習主席とは、アイオワ州知事時代から知己の仲」との触れ込みで就任したブランスタッド大使だったが、帰国後はトランプ大統領再選に向けた支援活動をすると報じられている。北京で約3年半、中共の統治する“異形の国家”を第一線で見続けてきた人物は、何を語るのだろう?

 大統領選直前の「オクトーバー・サプライズ」の目玉になりそうだ。

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書・共著に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社黄金文庫)、『覇権・監視国家-世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。

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