記事詳細

【喫煙を考える】飲食店の屋内喫煙ルール変更から半年…喫煙環境はどう変わった? (1/2ページ)

 飲食店などを原則屋内禁煙とする改正健康増進法が全面施行となり、もうすぐ半年。喫煙環境はどう変わったのか。コロナ禍にもさらされる中、「加熱式たばこ専用ルーム」の導入という新たな試みが好評の第一興商のカラオケ店「ビッグエコー」にスポットを当ててみた。

 フィリップモリスジャパン(PMJ)が今年6月、全国20~60代男女2000人に改正健康増進法に関する意識調査を行ったところ、コロナ禍の外出自粛期間と重なったこともあるが、飲食店の屋内喫煙ルールの変更を実感していない人が7割に上った。また、「加熱式たばこ専用スペースでは喫煙しながらの飲食が可能」という新ルールの認知は4割以下にとどまった。ただし加熱式専用スペースの設置については6割の非喫煙者が好意的にとらえていた。

 第一興商は法改正に合わせ、全国のビッグエコー約500店に喫煙ブースを設置。さらに大型店舗約30店に「加熱式たばこ専用ルーム(フロア)」を導入した。

 「喫煙ルールがきちんと区分けできたことで、お客さまには大変ご好評をいただいています」と同社店舗事業推進部の川崎敏史課長。「特に加熱式専用ルームが好調で、一般の禁煙ルームより多人数でのご利用が多く、売り上げも禁煙ルームより顕著に伸びています。リピート率が高いのも特長です」という。加熱式たばこは部屋をクリーンに保てることにもメリットを感じている。「ビッグエコーでは『オフィスボックス』というテレワーク利用プランをご提供していますが、こちらのお客さまにも、仕事の合間に一服できると喜ばれています」。設置可能な店舗には順次導入していきたいという。

関連ニュース