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【喫煙を考える】年間2兆円規模の財源 たばこ税の使途を明確に (1/2ページ)

 来る10月1日よりたばこが値上がりする。たばこ税増税に伴うもので50円前後の値上げとなる。

 価格が上がればたばこ離れが進む。これが増税の1つの目的だ。しかし年間2兆円規模の貴重な財源であるたばこ税収は保持したい。喫煙率が下がればさらに増税。そしてまた価格が上がる。たばこは常にそういう構図で値上がりを続けてきた。

 「近年は喫煙規制が厳しさを増しており、今年4月には改正健康増進法の全面施行で飲食店等も原則屋内禁煙になりました。そのような状況下でどうやって組合員を守り、財源確保に貢献すればいいのか、業界団体として頭を抱えるところです」。そう話すのは、全国たばこ販売協同組合連合会総務部長の武田基樹氏=写真左=だ。法改正にコロナ禍も加わり、たばこの売り上げは昨年比3割減まで落ち込んでいるという。

 これらの影響は耕作農家にも直結する。全国たばこ耕作組合中央会参事の村社広教氏=同右=は、「たばこの原料葉は契約生産であるため、販売本数が減ればそれだけ生産量に影響が及びます。それでなくても後継者問題が深刻化している業界なので、増税によりそれに拍車がかかる恐れもあり悩ましいところです」と話す。こんなところにも影響が広がっているのだ。

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