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【有本香の以読制毒】アンチにさえも及ぶ「安倍ロス」 政治家・安倍晋三が愛される理由 (1/3ページ)

 「安倍ロス」-。先週来、ネット上にはこんな言葉が躍っている。先月28日に辞任を表明した安倍晋三首相への惜別の思い、喪失感を表した言葉である。

 本論に入る前に、読者の皆さまにおわびを申し上げなければならない。先週の本コラムで、「安倍首相の辞任はない」との予測を書いたが、それは見事外れた。言い訳をするつもりはないが、閣僚や自民党の重鎮らも、「前日まで『続投』と思っていた」と口をそろえるほど、首相の真意は捉え難かった。

 「安倍ロス」に話を戻す。SNSを注意深く見ていくと、実は「安倍ロス」に襲われているのが安倍支持者だけではないことも分かる。

 この数年、毎日のように「安倍辞めろ」を連呼してきた一部メディア人や文化人。彼らのアカウントから、快哉(かいさい)の声ばかりが流れてくるのかと思いきや、なぜか以前と同じ、安倍首相への呪詛(じゅそ)が繰り返されている。その様子は、もはや一政治家への批判という域を越え、何かに取り憑かれているようにも見え、怖ろしくさえある。

 SNSといえば、安倍首相の辞意表明直後、私のツイッターにもちょっとした異変があった。

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