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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】新型コロナの“位置付け”見直しを! 科学的な知見に基づき正しく恐れ、対応を (1/2ページ)

 安倍晋三首相による先週金曜日(8月28日)の電撃辞意表明、非常に驚きました。この週の前半には首相の側近に会って、首相の様子も含めて話を聞いていただけに個人的にもまさに「青天の霹靂(へきれき)」でした。だからといって、政策を停滞させていいはずがありません。私の脳裏には、ある野党議員秘書の言葉がありました。

 「このままでは、秋冬には大変なことになる」

 先月初め、梅雨が明けたと思ったら一転酷暑になった昼下がり。秘書の剣幕(けんまく)に冷たい汗が背筋を伝ったのを覚えています。この秘書が仕える議員は現役の医師。厚労省の医官たちのレクチャーに同席し、厳しい状況を痛感し電話をくれたのでした。

 当時問題だったのが、1月終わりから新型コロナウイルスが「2類相当」の指定感染症になっていたこと。その後の政令で、無症状者への対応は1類に準じていたので状況はより深刻でした。

 安倍首相の会見で、見直しの方針が表明されましたが、その前は基本的に検査で陽性が出た患者は無症状や軽症であっても、入院かホテルなどで隔離しなくてはいけませんでした。秋冬にまた流行が加速すれば、確保した病床もあっという間に一杯になり、医療崩壊を起こすのは目に見えています。

 これを防ぐには指定感染症から外さなければならないのですが、先の秘書は「政治状況や官僚の論理が邪魔をする」と言うのです。

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