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韓国・文大統領の支持率が急落! 経済政策失敗に加え「親中姿勢」にも不満か

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が急落している。経済政策の失敗や与党議員のスキャンダルに加え、米中対立が激化するなか「親中姿勢」を崩さないことも一因として考えられる。近く、中国の外交担当トップの訪韓が調整されているが、同盟国・米国から見放されれば、自由主義陣営から脱落しかねない。

 韓国の世論調査会社「韓国ギャラップ」は14日、文大統領の支持率が39%(前週比5ポイント減)、不支持率は53%(同7ポイント増)だったと発表した。昨年10月中旬に就任以来最低を記録したが、同じ数値をたたき出した。4月の総選挙で与党が圧勝した当時、60%台まで支持率が上昇していたが、数カ月での急落となった。

 不支持理由は、不動産価格の高騰や物価上昇、製造業の輸出伸び悩み、個人の負債・破産の増加など、経済政策失敗への不満が大きいが、それだけではなさそうだ。米中対立が顕在化するなか、文政権の立ち位置がはっきりしないのだ。

 韓国メディアは、中国外交担当トップの楊潔チ・共産党中央政治局委員が、来週にも訪韓する方向で調整していると報じた。習近平国家主席の年内訪韓についても議論するという。

 一方、ドナルド・トランプ米大統領は、韓国やロシア、インドなどの招待も表明していたG7サミット(先進7カ国首脳会議)を、11月3日の大統領選の後に開催する意向を明らかにした。

 中韓と米韓の距離が微妙となりそうだ。

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