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【室谷克実 新・悪韓論】文政権により韓国は「反日」の共通価値を失った? 政敵に「親日派」のレッテル貼る手法 (1/3ページ)

 韓国は、カレンダーの上では「反日狂風週間」だ。14日は「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」、15日は日本支配から解放された記念日である「光復節」。今年は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の“善政”により、17日が臨時休日となり3連休。それが終われば24日には日韓軍事情報保護協定(GSOMIA)の終了通知期限が来る。

 しかし、新型コロナウイルスも響いているのか、例年のような「反日」の熱気が感じられない。それでも光復節の記念演説で、文氏は何か言わざるを得ない。ここで国民が快哉(かいさい)を叫ぶようでなければ、もはや国民的支持の再来はないだろう。ただ、それは破れかぶれの左翼独裁の猛突進につながりかねないから恐ろしい。

 振り返れば、4月の国会議員選挙で与党陣営が「反日フレーム」戦術を展開したことが響いている。「反日フレーム」とは、反対派に「親日派」のレッテルを貼る戦術だ。

 選挙では、「保守野党=日本の手先」と決めつける宣伝戦法を取った。これを集中的に仕掛けられた野党の有力議員は相次いで落選した。

 その点では「反日フレーム」戦術は成功した。だが、これにより「反日」は、「政治信条を超えた国民統合の共通価値」だった座を失った。

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