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日米台“中国包囲網”で結束! 米高官が訪台、森喜朗元首相ら弔問団も 軍事的牽制も仕掛けるなど中国は怒り (1/2ページ)

 アレックス・アザー米厚生長官と、台湾の蔡英文総統は10日、台北市内の総統府で会談した。アザー氏は新型コロナウイルスを早期に封じ込めた手腕を高く評価し、ドナルド・トランプ大統領の台湾に対する「強い支持」を伝達した。米台が固い結束を世界にアピールしたことに対し、習近平国家主席率いる中国は猛反発している。

 「トランプ大統領の、台湾への強い支持と友好のメッセージを伝えに来ることができ、光栄だ」「(台湾の新型コロナ対策は)台湾社会・文化の透明性や民主主義の価値のたまものだ」

 アザー氏は注目の会談でこう語った。

 蔡氏は、アザー氏の訪台を「台米にとって重要な一歩」と歓迎した。米政府によると、1979年に台湾と断交して以降、アザー氏は最高位の高官の訪台となる。

 これに対し、台湾統一を狙う中国は反発した。

 中国外務省の趙立堅副報道局長が同日の記者会見で「中国は米台当局の往来に、一貫して断固反対する」と不快感をあらわにしたうえ、軍事的牽制も仕掛けてきた。

 台湾国防部(国防省)によると、10日午前、中国軍の戦闘機が台湾海峡の中間線を越えて一時、台湾側に入ったという。

 アザー氏は会談で、先月30日に死去した李登輝元総統を「台湾の民主主義の父」とたたえ、哀悼の意を表明した。

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