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韓国大統領府高官6人が辞意 秘書室長も 文政権に打撃

 【ソウル=桜井紀雄】韓国大統領府高官は7日、盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長と秘書室所属の首席秘書官5人全員が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に辞意を表明したと明らかにした。

 不動産対策などをめぐって最近、文政権への批判が高まっていたが、高官は「最近の状況に対する総合的な責任を取るという意味だ」と説明するのにとどまった。実際に辞任するかどうかは、文氏が辞表を受理するかにかかっているが、文氏の判断については明らかにしていない。

 留任したとしても、大統領府の取りまとめ役をはじめとした高官が一斉に辞意を示すという極端な行動を取ったことで、文政権への打撃は避けられない。政権のレームダック(死に体)化の引き金になる可能性もある。

 辞意を示したのは、盧氏の他に、政務、民情、国民疎通、人事、市民社会の5首席秘書官。国家安保室や政策室の首席秘書官は含まれていない。(産経新聞)