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裏社会ジャーニー(7)~薬物使用者が逮捕される時~ 販売組織の摘発狙うマトリの捜査手法 (1/2ページ)

 【丸山ゴンザレスの地球の果ての歩き方】

 これまでに世界中の危険地帯を旅してきた、現在のところコロナ禍の影響で国外に行くことができない。そこで現在のところ唯一リアルタイムで取材できているYou Tube「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」という番組を軸に様々なテーマを紹介していきたい。

今回、番組で紹介したのは元薬物使用者だ。これまでに主だった薬物に手を染めてきた人物だが、現在は健康的に暮らしているので、あくまで過去の経験ということで話してもらおうということで登場してもらった。

 ドラッグの効果や後遺症など様々な角度から体験談込みで話してもらったのだが、特に興味深かったのは、彼が薬物を入手して逮捕されるまでの流れを聞くことができたことである。

 中野区の路上で馴染みの売人から覚醒剤を購入した直後、取引現場から駅までの道で「旦那!」と声をかけられながら取り押さえられて、「こんなことやっちゃダメだよ!」って言われたという。

 このあたりの声の欠け方などは経験者でないと出てこないので、非常に興味深い。

 また、彼を確保したのは警察ではなくマトリ(麻薬取締役官)であった。厚生労働省の薬物専門の機関の職員である。警察ではないが銃の所持も許されており、麻薬に特化した捜査官というところだ。

 そして、捜査車両に連れて行かれて、自分の手で持っていた薬物を取り出すように言われた。そのうえで目の前で検査されて反応を見せられて麻薬であることを確認してその場で逮捕され警察に引き渡された。

 ここまで話を聞いて疑問に思う人もいるだろう。

 なぜ彼を路上で逮捕しなかったのか。別に売人に接触したところで逮捕しても良かったはずだ。

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