記事詳細

米中“開戦”間近か!? 北京に「空襲警報」ポスター掲示…開戦への機運をプロパガンダ 「中国スパイ男」はF35の情報を収集 (3/3ページ)

 ■在米大使館・領事館さらに閉鎖も

 米テキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖が先日通達された際、対中強権派のマルコ・ルビオ上院議員(共和党・フロリダ選出)は、次のようにツイートした。

 「巨大なスパイセンターを、ようやくシャットダウンするときが来た。米国は、テキサス州における中国共産党の富裕層の投資活動を2年以上にわたって調査してきた。石油資源が豊富なテキサス州は、NASA(米国国家航空宇宙局)が宇宙技術、医薬品やワクチン研究に従事し、米軍基地もあり、米国の経済と防衛において重要な地位を占めている」

 同時期、中国人民解放軍の背景を持つとされる中国人企業家が、テキサス州のランドルフ空軍基地から車で10分ほどの距離に1・3万エーカー(約5260万平方メートル)もの土地を購入し、風力発電所を建設したことに、国防総省と国務省が懸念を示していることも明らかになった。

 テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員(共和党)は7月26日、CBSニュースのインタビューで、ヒューストンの中国総領事館を「米南西部全域のスパイ活動の拠点になっていた」と語ったうえで、「在米の中国大使館・領事館をさらに閉鎖させる可能性は高い」と言い切った。

 この先に待つのは、米中開戦なのだろうか?

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書・共著に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社黄金文庫)、『覇権・監視国家-世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。

関連ニュース