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藤井聡太新棋聖が手にする「お金」 賞金、対局料、CM、講演、本の執筆など… 高校生ながらに数億円プレイヤーも (1/2ページ)

 「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)を3勝1敗で制し、最年少タイトルの記録を更新した藤井聡太棋聖(17)。王位戦などさらなるタイトル獲得も期待されるが、活躍が続けば獲得賞金や対局料に加え、CM出演や講演、本の執筆など副収入も予想される。高校生棋士にして“1億円プレーヤー”は間違いなさそうだ。

 偉業達成から一夜明けた17日の記者会見で、藤井棋聖は「昨日電話で家族に報告しました。喜んでもらえた」と話した。ネット上では「息子にしたい」などとうらやましがる声もあった。

 棋聖戦などタイトル戦の賞金は原則非公表だが、公表されているものもある。藤井棋聖が挑戦者決定トーナメントに出場している竜王戦は4400万円、藤井棋聖が2018、19年と連覇した朝日杯将棋オープン戦は750万円だ。

 夕刊フジの調べでは、八大タイトルの賞金はいずれも1000万円以上で、対局料は予選で数万円、本戦で10万円以上が棋士に支払われる。

 日本将棋連盟が公表している「獲得賞金・対局料ベスト10」で藤井棋聖は、18年は2031万円で12位、19年は2108万円と9位だった。棋聖戦に加え、王位戦も制することになれば、さらにランクアップしそうだ。

 プロ棋士としては副収入も期待できる。夕刊フジで「勝負師たちの系譜」(毎週金曜)を連載する青野照市九段によれば、テレビの対局解説や雑誌連載に加え、将棋教室を開催する棋士も多いという。ただ講演などで一度に多くの収入が得られる棋士はごくわずかというから、やはり厳しい世界だ。

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