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17歳11カ月の“史上最年少”新棋聖誕生! “AI超え”藤井聡太七段「棋士になって成長できた」 青野照市九段「年内複数タイトル射程」 (1/2ページ)

 高校生棋士の藤井聡太七段(17)が、「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(主催・産経新聞社、日本将棋連盟、特別協賛・ヒューリック)の第4局で、渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=を破り、史上最年少の17歳11カ月で初タイトルを獲得した。羽生善治九段が巻き起こした平成の将棋ブームを「超えている」との評価もある。すでに王位戦でも2勝しており、「藤井時代」の幕開けとなりそうだ。

 「タイトルは目指していたが、遠いものでもあった。棋士になって成長できたことが、今回の結果につながった」

 藤井新棋聖は17日、対局から一夜明けて大阪市内で記者会見し、初戴冠をこう振り返った。

 前日の対局は中盤まで渡辺棋聖が優勢とみられていたが、藤井新棋聖は80手目に飛車交換を辞さない3八銀で勝機を引き寄せた。「現役最強」ともいわれる渡辺棋聖は、「競ったところで負けているので、すごい人が出てきたという感じ」とたたえた。

 夕刊フジで「勝負師たちの系譜」を連載する青野照市九段は、「第2局と同じような展開で、渡辺棋聖は策を持っているようだったが、有利な局面で勝ち急いだ感じがあった。他の相手なら余裕を持って指せたかもしれないが、藤井新棋聖を意識したのだろう」と振り返る。

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