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中国への“姿勢”で見る「ポスト安倍」4候補 識者「全員安倍首相よりも中国寄り。国際的にとても通用しない」 (2/2ページ)

 サンデー毎日(1月19日号)の記事「私の保守王道再生宣言」でも、中国の習近平国家主席の「国賓」来日について、「(国賓招待を)日本国として表明した以上、今更覆すことは反対だ。米国の顔色をうかがっても仕方ない」と「中国寄り」の発言をしていた。

 これに対し、河野太郎防衛相は最近、自らのブログ「ごまめの歯ぎしり」で、中国の強大な軍事力への対処が課題だと言及している。

 対中関係では外相時代の昨年6月13日、自らの公式ツイッターで、香港での「逃亡犯条例改正案」に反対する民主化運動に理解を示していた。日本政府が静観するなか、「香港の友人」との個人的な立場で、「香港の自由と民主が維持されることを強く期待する」と発信し、称賛の声が上がった。

 菅義偉官房長官は、対中国では目立った見解は示していない。

 あくまで安倍政権のスポークスマンとしてだが、冒頭の香港への国家安全法施行には「強い懸念」(5月25日)から「遺憾」(6月30日)と、記者会見で選ぶ言葉をみると、中国批判のトーンを強めているようだ。昨年5月の外交デビューでは、隣国中国ではなく米国を選んだ。

 「ポスト安倍」候補をどう分析するか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「米中対立が深まるなか、日本は腹をくくって『自由』『平等』といった共通の価値観を持つ米国と一緒に歩むしかない。親中派のリーダーでは、日本は北米市場から締め出され、国際社会からもバッシングを受ける。候補4人は安倍首相よりも中国寄りだ。とても国際的に通用しない。中国にハッキリものが言える指導者に期待したい」と語っている。

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