記事詳細

中国・習主席「国賓」来日、年内見送り 来年以降も無期延期状態で「事実上の白紙」か 産経新聞報道 (1/2ページ)

 日中両政府が、新型コロナウイルスの世界的感染拡大(パンデミック)で延期した中国の習近平国家主席の「国賓」来日について、年内の実施を見送ることが分かった。産経新聞が6日朝刊で報じた。習氏の来日は来年以降も無期延期状態が継続するとみられ、「事実上の白紙」となる公算が大きい。中国政府による新型コロナの初動対応や、香港問題での強硬姿勢をめぐっては、米国をはじめ世界各国で批判が高まっている。

 日中両政府は今年3月、4月に予定した習氏の「国賓」来日の延期を発表し、「双方の都合の良い時期に行う」ことで再調整する方針を確認していた。だが、日程調整など具体的な動きはストップしている。

 中国は、湖北省武漢市で発生した新型コロナへの初動対応の問題が批判されているうえ、香港への「国家安全法」の導入をめぐって、国際社会から「一国二制度を壊す動きだ」と厳しく非難されている。国内情勢も不安定化している。

 日本国内でも与野党を問わず批判があり、日本共産党の志位和夫委員長は声明で国家安全法を「人権抑圧を強化する試み」だと指弾。自民党外交部会も中国政府を非難する決議をまとめ、政府に習氏の国賓来日の再検討を促した。

関連ニュース