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【昭和のことば】「自由」や「若さ」「反抗」などの思想性を含んだファッションアイテム ジーンズ(昭和45年) (1/2ページ)

 困ったことだ。ある報道によれば、若者のジーンズ離れが強まっているのだという。20年前の売り上げの半分にまで落ち込んでいる店も多いという。支持しない理由を若者に聞いてみると、「おじさんのファッションという感じがして古臭いから」。どうもこの一点に集約されているらしい。

 たしかにジーンズはその背景に「自由」や「若さ」「反抗」などの思想性を含んだファッションアイテムだった。この年行われていた70年安保闘争を背景にジーンズファッションは大流行。主役の若者だけでなく、子供たちの目にも憧れのアイテムとして映った。

 この年の主な事件は、「第3次佐藤栄作内閣成立」「厚生省、LSDを麻薬に指定」「日本万国博覧会EXPO’70開催」「赤軍派学生9人、日航機『よど号』をハイジャック。北朝鮮の平壌へ」「東京・銀座などで、『歩行者天国』がスタート」「作家の三島由紀夫が『楯の会』会員4人と東京・市ケ谷の陸上自衛隊東部方面総監部に乱入、三島と会員1人割腹自殺」「沖縄コザ市で、米軍MPの交通事故処理に市民が反発(コザ暴動)」など。

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