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緊急事態宣言、関西で解除も…経営厳しい観光業界 有名商店街も悲鳴「急に客足戻らない」 (1/2ページ)

 政府は21日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う緊急事態宣言を関西の2府1県で解除した。これでようやく小売店や服飾店などが通常営業へと動き出すことができることになる。ただ関西の観光地や有名商店街からは、客足の戻りを懸念する声も聞かれた。

 大阪府の吉村洋文知事は20日の記者会見で、テーマパークや遊園地について十分な感染防止対策を講じた上での営業再開に理解を示した。

 これを受け、世界最大級の水族館として知られる「海遊館」(大阪市)は、営業再開を前向きに検討するという。海遊館広報チームは「何よりお客さまの感染予防に努めなければならない。スタッフ・飼育員の予防対策も徹底し、入館人数の制限やビルの空調管理などの対応策も慎重に慎重を重ねて検討している」とした。

 緊急事態宣言の解除に不安が拭えないのは、個人事業者も同じようだ。

 日本一長い商店街として大阪の地域の生活を支える天神橋筋商店街(大阪市)で服飾店「レモンヒルズ」を営み、商店街の役員も務める佐藤暢大さんは、「商店街を歩く人は少しずつ増えているが、それでもゼロに近いときより20%増といったところで、(売れるのも)消耗品ばかり。1年は客足が戻らないのではないか」と不安を漏らす。

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