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【親も知らない今どき入試】「『早慶上理』実合格者」ランク 併願は行きたい「大学」より何を学びたいかで選ぶ「学部」優先? (1/2ページ)

 今週は「早慶上理」(早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大)の実合格者数ランクを紹介したい。これは各学校に現役生についてアンケートを行い、回答があった1200校の集計だ。東京の開成など回答していない学校もある。また、推薦入試やAO入試の合格者も含まれている。

 一般的に大学合格者学校別人数は、延べ合格者数のデータだ。そのため、私立大では1人でいくつも合格して、数を稼いでいる学校もあるのではないかとの批判がある。そこで実合格者数を調査した。まず大学別の実合格率(延べ合学者数÷実合格者数)を見てみよう。

 早稲田大は1・32、慶應義塾大は1・16、上智大は1・26、東京理科大は1・35に過ぎなかった。推薦入試やAO入試は1・0になるが、それを考慮しても低い。平均すると、1人でたくさん合格しているわけではないことが分かる。

 代々木ゼミナール教育総合研究所の坂口幸世主幹研究員は「最近はどうしてもこの大学でなければ、との志望大学へのこだわりが昔ほどではなく、行きたい大学の学部を片っ端から受ける“横の併願”が減り、難易度に差をつけて上位校から順に受ける“縦の併願”が一般的になってきているからでしょう」という。今は大学よりも、何を学びたいかで選ぶ学部優先の受験になっている。

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